疲れない介護

正しい知識をもたず、介護をすると大変な重労働になるだけでなく、お年寄りにシワ寄せがいくので、基礎をしっかり学ぶことが大切です。
とくに男性はなまじ力が強いため、力まかせに介護をしがちになりますが、すぐに腰を痛めたり、疲れて長続きしません。

老人介護にそれほど力は必要ないのです。
たとえば、寝ているお年寄りを起こすとき、まず「起きましょうね」と声をかける。それから、介護者の両腕をお年寄りの脇に差し入れ、自分の手首をにぎって抱き起こします。

ポイントは、声をかけながら、できるだけ自力で起きようとする気持ちを引き出すことというで、自分で起きようとすることで気力も充実し、介護者の力も、少なくてすむわけです。

介護者の本来の役割は、あくまで手助けをすることで、代わりに何でもしてあげることではないのである。

毎日の暮らしの中では、感情の衝突は当たり前です。
介護していることがとりもなおさず愛情ですので、自分を追い詰めず、無理のない介護をしましょう。

何もかもキチンとしようと考え過ぎないことが必要です。
正しい知識を持ちながら、家事などに勇気をもってできるだけ手抜きをしましょう。
一人で抱え込むと、疲れて共倒れになりかねません。
積極的に社会サービスを利用し、世話する人もリフレッシュをして継続できるようにしましょう。