ご高齢者の食事

高齢者は栄養不足になりやすい

ご高齢になると噛む力が弱くなったり、
唾液の分泌が少なくなったりします。
消化液の分泌量も減り腸の働きが弱くなったりします。

一方では、味覚の低下がはじまり、
味付けの濃いものを好むようになり、
糖分・塩分の摂取量が増えがちです。

簡単な食事で栄養不足

高齢になるとあっさりした味付け、淡白な食材を好むなど嗜好が変わりがちです。
一人暮らしの場合は、とくに手軽に食べられるカップ麺、パン、お茶漬け等で
済ませる方が多いと思います。

このような食生活では、栄養素が不足した状態になります。
低栄養による骨や筋肉の低下、体脂肪の低下などになり、
風邪や病気を誘発することにもなります。

高齢者の不足しがちな栄養

1:たんぱく質が不足すると筋肉が衰えるなど、身体全体の機能が低下します。
2:カルシウムが不足すると、骨が弱くなったり、神経質でイライラしやすくなります。
3:鉄分が不足すると、貧血や疲れやすく、忘れっぽく、根気がなくなります。
4:亜鉛が不足すると、 味覚障害になります。
4:食物繊維が不足すると、便秘になりやすくなります。

上手に栄養を摂るために

1:食べたい時にすこしずつでも食べさせるよう促しましよう。
2:自分の力でどうにか食事を摂取できるよう促しましょう。
3:食事の時間が楽しくなる雰囲気を工夫して作ってあげましょう。
4:摂取栄養素の多様性・バランスに気を付け、大切なエネルギー源となる
  肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質は毎日摂取させましょう。
5:少量で栄養が補給できる慧達(えたつ)などの栄養補助食品がおすすめです。